世の中にはたくさんのサイズの書籍であふれていますが、我々が手軽に制作できるサイズというものは限られます。ここではA6・新書・B6・A5・その他で説明します。
A6
ハガキや文庫本とおなじサイズです。縦:148mm 横:105mm
短歌を一行で表示させたい場合、フォントの大きさを小さく(本の余白にもよりますが最高で9ポイント)しないと難しくなります。ただ、カバーさえかけてしまえば普通の文庫本と変わらないサイズなので持ち歩くことができます。
新書
実用書・小説・入門書などがよく発行されるサイズです。縦:173mm 横:105mm(検索してみると縦:182mm 横:103mmとしているところも)
ある程度フォントを大きくしても短歌が一行で表示されますが、取り扱っている印刷所が少ない印象があります。また独自の規格を新書サイズとしているところもあります。
B6
大判のコミックのサイズです。縦:182mm 横:128mm
こちらもフォントを大きくしても短歌が一行で表示されますが、取り扱っている印刷所が少ない印象があります。
A5
同人誌では一般的なサイズです。またコピー本が作りやすいサイズでもあります。縦:210mm 横:148mm
誌面が広い分たくさんの短歌が掲載できますが、在庫の置き場所に困ることも。
その他の大きさ
プリントオン株式会社の型抜き本セットやオレンジ工房.comの特殊断裁等を使用することにより、ハート型や正方形の本を作ることができますが画像処理ソフトのお世話にならなければならないので学ぶことが増えます。もちろん納期が遅くなったり加工料がかかったりします。同人誌は究極的には自分のやりたいことを価格内でできるかです。そこと比べてみるのをおすすめします。