アンケート回答結果


2021/4/12~4/19


1週間という短期間の募集・始めたてのこころみでありながら、44件の回答をお寄せいただきました。ありがとうございます。
文中の数値は小数点以下を切り捨てております。

問1.あなたは「短歌の同人誌」を購入したことがありますか? どこで買ったのかは問いません。

グラフ
購入したことがある方は34名(77%)、ネップリ企画も含めれば41名(93%)となりました。個人が作る短歌に関する期待が高いことの現れだと思います。

問2.あなたは短歌同人誌をつくったことはありますか?

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こちらは半数(25名・56%)以上がないとの回答でしたが、ネップリ系を含めればもう少し多くなったのかもしれません。

問3.作った方にお聞きします。書式(余白・行数・フォントの大きさや名前・その他)や大変だったことをできる範囲で教えてください。

特にない
本のデザインは楽しいので大変と思ったことはないです
ワードからPDFファイルにするときに書式がずれることがある
改ページのつけ方や、ページ数を整えるのに苦労しました。
Wordが言うことを聞かない
短歌同人誌と小説同人誌を同じレイアウトにしては見づらい、ということさえ、実際にレイアウトするまで気づかなかった。また、短歌の選、および掲載順についての指針を自分なりに見つけることが難しかった。
テンプレートがない部分を、自分で考えて作成しなければならなかった点
いったん書式を決めたあと、仮名の多い歌だと改行されてしまうことに気づいてからの微調整は毎回発生していた気がします。
一ページあたり何首載せると読みやすいか、写真も載せたかったので画像も含めたレイアウトを考えること
結構ネガティブな事が書いてあるので参考になるかは分かりませんが……。
二次創作という土台もあるのか、やはりかなり少なめに刷っても捌けない。(偏見ですがまだまだ分かり良い漫画等がウケる傾向がある(一応、漫画、小説、短歌と同人誌頒布経験あり))
値段設定にかなり悩む。実際、「字、全然ないのにこの値段?」と言われたことあり。
労力を軽く見られる。「こんな短いなら考えるのも書くのも楽でしょ」と言われた。
行間と、1ページあたりの歌数の目安が人によってまちまちではあるので、どれを参考にしていいか分からず印刷所さんに注文する際のページ数選択で頭を抱えた。
文庫、游明朝、フォントサイズ9、1ページに1~6首程度で作成、行間は1ページに載せる歌の数に合わせて10~45pt(自分以外の人が手にするということを考え、読みやすさを重視しました。)
文庫版で一ページに二首ずつ配置しました。完成したものを見ると字が少し小さかったかもしれません。印刷会社さんと相談した時に使ったサンプルが小説同人誌だったので、そのせいもあると思います。
文庫サイズかつ短歌が縦書き1行に収まるように作るのが大変でした。
全部ひらがなの短歌の場合、空白を含めると縦が37文字ないと収まらなくなったからです。視力があまり良くないのでフォントを小さくしない方向にしたかったのですが、結局、フォントサイズを全体的に小さくして対応しました。

37文字11行(1行開け3首配置)
余白は11mm、ノドだけ14mm
フォント しっぽり明朝9.5pt
 書式はその時々でバラバラです。版型は新書〜書肆侃侃房の現代歌人シリーズのサイズ(四六版変形)、行数は1P1首〜3首、余白は上下左右最低20mmは空けます。フォントサイズは上下に余白20mm以上空けた上で33〜35文字入る程度です。
基本的にはベタ組みなので多分大きめ。
使用フォントが筑紫オールド明朝ということだけが固定です。
大変なことは未だに歌集組版の正解がわからないことです。外の余白がどの程度が的確かとか版型ごとの適度なフォントサイズが知りたい。

問4.作った方にお聞きします。表紙はどのように作成しましたか?

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自分で制作したという方が12名(66%)も。ここが私の一番の悩みどころなので、今後も精進したいです。

問5.作ったことのない方にお聞きします。作らなかった理由はありますか?

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4名(15%)の方が「作り方がわからないから」と回答。このサイトはそこをなんとかできるサイト(できなくてもきっかけになれるサイト)を目指していきたいです。


私の本を制作するにあたり一番の難問(表紙が作れない)と皆様の難問(おもに組版や操作に関して)の差に驚いたアンケートとなりました。
繰り返しになりますが、ご協力くださり感謝いたします。

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