どこで販売するのか
作る内容と〆切
組版
印刷所
値段
どこで販売するのか
まずはどこで販売するのか決めましょう。そのイベントの開催目的と自分の出したい物の傾向が一致するところが目標にしやすいです。イベント
文学フリマ:全国各地で開催される文学作品の展示即売会です。
コミックマーケット:「歴史・創作(文芸・小説)」の「文芸(詩歌・戯曲・シナリオ等)」というジャンルで参加できます。二次創作短歌の場合はそれぞれのジャンルになります。
赤ブーブー通信社のオールジャンルイベント:「ジャンル:オリジナル」で参加できる可能性がありますが、基本的に二次創作を求めている人が大半だと思います。ので手に取ってくれる人はかなり少ないでしょう。
オンラインイベント
pictSQUARE:オンライン上で即売会を体験できる会場です。参加条件がイベントによって違うので、よく確認しましょう。
イベントに頼らない販売方法(通信販売)
BASE:ネットショップを自分で作成できます。ただし二次創作作品は無理です。
BOOTH:こちらもネットショップ型。二次創作作品もOKです。
pictSPACE:Twitterのフォロワーのみに販売できたり、パスワードを付加することもできます。二次創作作品OK。
作る内容と〆切
◆「新しく全て詠む」のか「以前別の場所で発表・投稿したものを再録する」のか「再録と新録の混合」なのか◆新しく詠むとしたらどのくらいか・何がテーマか
◆何首くらい収録するのか
◆推敲にかける時間はどれくらいにするのか
◆早割り(早期に入稿することで割引してもらう)を狙うのか、ぎりぎりまで編集するのか
◆当日自宅に届けばいいのか、自分で会場まで持っていくのか、会場に運んでもらうのか
印刷所の入稿日を〆切にするのはあまりおススメできません。入稿直前まで推敲していてデータ不備にならないように、余裕を持った〆切にしましょう。
組版
◆組版を自分でやるのか依頼するのか◆本のサイズはどうするのか
◆1ページに何首掲載するのか
◆余白はどの程度取るのか
◆フォントやフォントサイズはどうするのか
◆表紙を依頼するのか自作するのか
◆挿絵や写真は入れるのか、またいれるなら自作するのか依頼するのか
ページ数は4の倍数が望ましいです。またページ番号(ノンブル)と奥付は必ず入れてください。
印刷所
◆評判はどうか◆予算内で収まるか
◆使いたい紙や特殊加工はあるか
◆使いたいサービスが自分の作りたい本のサイズでできるか
◆どのくらい刷るのか
◆入稿日が自分の設定したい日にできるか
◆入稿データが自分で用意できる形式か
値段
とてもデリケートな話題です。親しくない人に聞くものではないですし、親しくてもよほどのことがない限りふれないほうがいいでしょう。基本的には印刷料金÷部数だと思います。
確定申告は20万円以上の利益が出たらですが、住民税は1円以上の利益で発生します。(外部リンク)